⭕️新型肺炎 (武漢肺炎、コロナウイルス)について       

 

 

 産経新聞によると 中国国家衛生健康委員会は222日に北京で記者会見を開き、中国湖北省武漢市で41名の原因不明の肺炎が発症したと発表した。

 武漢の李医師らは11月末ごろすでに患者の異常をSNSなどで報告したが、当局からデマとして処罰された。

その医者は12月初旬に死亡した。しかし122日以降、急速に蔓延した後に、新型肺炎を発表されたが、中国共産党政府の情報の隠蔽があったようだ。

このことが対応を遅らせて、中国のみならず、全世界に拡大した。

日本においても、蔓延しているので、細心の注意をいたしましょう。

 

個人の予防  

 ◉ 基本的には、一般の風邪やインフルエンザの予防法と同じである。

 

    1 人混みを避ける。

    2  マスクの効用

           マスクを常時着用し数回、とり替える。 

           しかし、普通マスクのメッシュの大きさは10ミクロンで   コロナウイルス 0,5ミクロンなので

                 汚い手でマスクを触ると、それを 吸い込むのでマスクの上を触らない。

                 マスクは感染した手で口に触れるのを防ぐ。

                 マスクは口腔鼻腔の湿度を保ち、ウイルスが生存しにくい環境。 

                 鼻腔や口腔の体温が上昇すると免疫細胞の白血球の抗ウイルス作用が高まる。   

   3 手洗いを励行

   4 歯口清掃の徹底が免疫を高める。 これがうがいより効果が高い。 

       口腔衛生が大切ですので、定期的に歯科受診をされ、お口を清潔にすることが、呼吸器疾患の予防になります。

   5 うがい

   6 室内の加湿  理想は60%

   7 睡眠  ストレス、 笑い

   8 体温を冷やさない   免疫力(白血球)は体温が1度低下すると約30%低下、逆に1度上昇で一時的に数倍

   9 衣服の重ね着、 マフラー、腹巻、カイロ

   10 ◉日本酒や紹興酒の熱燗、鍋焼きうどん、すき焼き。

   11 暑い紅茶、すりおろし生姜と蜂蜜、 日本茶もカテキンも多く効果が期待できます。 あったかいお白湯も良い。

   12 入浴、サウナ、岩盤浴がシャワーより良い。

   13 異常を感じたら、熱い湯や紅茶で葛根湯を服用する。発汗を促す。     

   

 

                                             参考文献 自然療法 令和231日など

 

 

 

 

⭕️自分でできる唾液の分泌促進 〜 唾液の不思議な力を生かそう

 

 唾液腺は左右の耳下腺、顎の下の顎下腺と舌下腺があります。梅干しなどの酸っぱいものを連想したり、自分の好物を連想しても自然に唾液が分泌されます。年齢とともに分泌が減少する傾向がありまたストレスなど緊張が続くと交感神経の緊張で口がカラカラになります。リラックスして食事したりガムを噛んでよく分泌されます。唾液腺に障害がなければ、よく咀嚼運動をすることで咀嚼筋が緊張し、唾液腺を圧迫刺激して分泌を増すことができます。

 食事以外の時にも舌を上下、左右に出したり、唇を「あー」と大きくしたり「いー」と横に伸ばしたり、頬をすぼめたり、膨らます運動をして、唾液腺を刺激して唾液分泌を活発にすることも可能です。この運動は喉の周囲の筋肉にも刺激して、誤嚥防止にも効果があるかも知れません。

 また唾液量の増加は消化作用のみならず、むし歯菌の増加を抑える効果もあります。最近ではむし歯菌が血管に入り、脳出血の関連があるとのテレビ番組の報道がされています。お口の健康は全身の健康の基本ですので、是非定期的に歯科医院を受診され、歯、口腔の健康をチェックされてください。

 

 

 歯周炎とは何ですか?

歯周炎は昔はその原因がわからない歯槽膿漏と呼ばれていていました。現在は「歯周病」として知られており、歯肉や歯周の深い歯周組織が炎症を起こし、歯を支える骨を無くす進行性の炎症性の病気です。 初期の症状は発赤、腫れ、歯磨き中に出血する傾向があります。進行しますと、歯周のポケットから排膿して、口臭もひどくなります。放置すると歯を無くす病気です。病気の原因は口腔内の数種の歯周病菌ですが口腔の不潔により増悪しますので、歯周治療、歯周外科や薬物で除菌しても継続的な歯周の清掃管理が必要です。 身体の防御システムの一部ではありますが、この炎症反応は最終的に深刻なダメージを引き起こす可能性があります。歯周病は感染性の病気であり、また糖尿病などの全身の病気とも関連があり放置できません。早めの歯科検診と予防をお勧めします。

 

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○ 歯の清掃はどうされていますか。歯周病予防の清掃では、歯の全周囲をくまなくブラッシンすることです。若い方では歯間部の清掃はフロスでうまく出来ますが、中高齢者では、歯間のスペースに合ったサイズの歯間ブラシがお勧めです。普通のブラシだけで清掃されている方のほとんどは、歯間ブラシを通すと、出血します。磨き残しのために炎症が原因です。清掃しても良くない時には、早めの受診をお勧めします。

 

🔵 テレビでも放送されましたが、スウエーデンではフッ素配合のペーストを2cmブラシにつけて2分間ブラッシングして後、2時間嗽をせずペーストが口に残るようにして虫歯予防の効果を高めている。年1回は歯科医院を受診して、歯科衛生士の専門的な予防処置を受けるようになって、歯科疾患が激減しているそうです。

 

青魚などに含まれる、オメガ3脂肪酸が歯周病の動物実験で治療効果が示されている。

 

玄米などには白米より免疫ビタミンLPSが多く含まれれる、昼寝、散歩、足湯、笑いなどの生活習慣とともに、食事による免疫力アップで病気の予防。

 

脂質異常症でコレステロールの高い人に処方されるスタチン製剤を服用される患者さんでは、清掃状態があまり良くないわりに、検査しても意外と歯周病の進行が少ないようです。歯周病学会誌でも掲載されていましたが、私の診療でも確認出来ました。副作用は怖いですが、これは良い方の薬の別の効能ですね

◯ よく噛むとは

物事をよく咀嚼するとは、よく理解することです。食事をよく噛むことは消化を助けて食べ物が私たちの体に栄養として吸収される大事な手段です。またよく噛むことはリラックス効果もあります。バッターボックスの選手がガムを噛んでいるのも、過度の緊張をほぐして、十分に力を発揮するためです。焦げものの肉、魚は体に良くないと言われてますが、一口50回噛みすることでその毒性が下がる可能性があります。早食いは肥満の元ともされています。30回噛みを心がけてダイエットしましょう。

 

 

◯ 免疫力とは

免疫力とは病気にならない健康な体を保つと言うことです。それは免疫の漢字の意味からしても病気を免れると言う事からもいえます。私たちの体は常に外からの刺激を守る抵抗力を持っております。ですからこの抵抗力を下げないように生活することが大切であります。

寝不足や過労で疲労したり、様々な生活の乱れ、悪天候でも体が消耗します。現代の生活では不可欠な電気による電磁波の影響も私たちの体に大きな負担をかけています。これらの問題は簡単にその量を測ることができないので、自分でまず、目標を定めて生活することで体の抵抗力、免疫力を下げないように注意することが大切です。

次に免疫力を高めるように生活することです。昼寝、ウオーキング、足湯、笑い、音楽など心身をリラックスする生活スタイルも良いとされています。また座禅や腹式呼吸法は精神の安定にも効果があります。私たちはそれぞれ生まれ持った生命力を持っていますので免疫力を維持高めで命を守りたいものです。

またドイツ振動医学のバイオレゾナンス法では、気のエネルギー源の取り込み、その気の経絡での流れ、電磁波、ジオパシックストレス、体の酸アルカリのバランス、食事のバランスや環境の有害物質の影響の有無などを通じて、免疫力に影響する要因を確認できます。問題があればその原因を確認して治すことが可能となります。 やはり病気の原因を知りそれを治すことが免疫力の向上となり健康を回復することになります。

 

 

 

◯ 歯周病や口腔の不潔とインフルエンザ

 

口の中の細菌はインフルエンザを粘膜に侵入しやすくする酵素プロテアーぜを出すため、口の不潔がインフルエンザインフルエンザ感染を高めます。またインフルエンザウイルスはノイロミダーゼという酵素を介して増殖します。口腔細菌(歯周病菌)はノイロミダーゼを産出するので、口腔ケアをして清潔にしておくことはインフルエンザ感染を抑制する働きがあります。ちなみにインフルエンザ薬のタミフルやリレンザなどはノイロミダーゼを抑制してウイルスの増殖を防ぎ病気を治す作用があります。薬を服用しても口腔が不潔であれば薬の効果も低下するので、口腔ケアや歯周治療が大切です。